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ねずみの生態と退治方法

ねずみの生態の注意点

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日本に生息するネズミはその多くが森林に生息しており、人の生活が森林域の開発等により、ネズミの生息域と近接したため、ネズミ害が発生することがある。アカネズミやヒメネズミはその代表的な種であり、これらの種は森林内の果実や昆虫などを食べて生活している。そのため、森林が隣接し、これらの種の食べ物が民家周辺にないと侵出してくることはない。一方、人の生活圏で適応したネズミ類も存在する。ハツカネズミ、ドブネズミ、クマネズミが代表的な種であり、ハツカネズミは小型のネズミで昔から家屋周辺を主な生息場所とする種として有名である。ドブネズミは側溝や河川周辺、海沿いなど、水辺と密接した場所に生息している。クマネズミは近年の高層ビル化により、都市部に侵出してきたネズミである。

生態的特徴と退治方法

ねずみ退治は各種の生態的特徴を考慮して行う必要がある。ハツカネズミは家屋内の雑穀類や昆虫の死骸などを食べるため、家屋内を清潔にして、ハツカネズミの餌がないように保つことが重要である。その上で毒餌とねずみ退治用の粘着シートをネズミの糞が多い場所に設置すると捕獲しやすい。ドブネズミは水辺周りの生息するため、排水溝や下水溝などの水が出入りする場所の隙間を完全に塞ぎ、侵入経路を遮断することが重要である。特に床下の出入り口を入念に調べる必要がある。クマネズミは頭が良く、建物の壁を上手に登ってあらゆるところに出現するため、最もねずみ退治が難攻する種である。ただし、餌となる雑穀類やゴミなどをきれいにして、近寄らせないようにすることが最も重要である。ハツカネズミは個人でも駆除しやすいが、ドブネズミ、クマネズミは大型で捕獲しにくいため、ねずみ退治業者に依頼するほうが良い。